クライ・ムキさんの甚平を手縫いで作ってみた
クライ・ムキさんの甚平を手縫いで作ってみる からの続きです。
クライ・ムキのキッズじんべいとゆかた+ベビー (Heart Warming Life Series Kurai Muk)
- 作者: クライ・ムキ
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 2009/04/28
- メディア: ムック
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完成しました!
改良点
本には「手縫いの場合、並縫いでも大丈夫です」と書いてありますが、オール並縫いではきっと、活発な子供の動きに耐えられないと思い、高橋さんの書籍から得た知識を活用しました。
- 作者: 高橋恵美子
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 2015/01/23
- メディア: 単行本
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- 縫い始め、縫い終わりは返し縫い(ミシンと一緒)
- 袖口や裾など、強度が不要な場所は並縫い
- 布が4重以上の場所(縫い代同士が重なったところ)は返し縫い
- 脇は数cm置きに返し縫い
- ズボンは袋縫いではなく、折り伏せ縫い
- ポケットの角など、クリティカルな場所は返し縫い
完成写真
上身頃。
両脇は割り伏せ縫いですが、引っ張ったときにやっぱり隙間ができちゃいます。ほんとは丈夫な折り伏せ縫いにしたかったのですが、袖の縫い代とうまくつなげる方法が分からず、断念しました。ま、脇が引っ張られることなんてそんなにないかな?…ないといいな。
ズボン。
前後の縫い目を折り伏せ縫いに変更するのを忘れ、指示通り袋縫いにしてしまいました。左右の縫い目は思い出して折り伏せ縫いにしましたが、袋縫い用の縫い代(1.5cm)しか取っていなかったので、若干狭くなってしまいました。折り伏せ縫いでは縫い代が2cm必要です。
一応丈夫な股ができたので、まあ良しとしましょう。
着画
110サイズ(5-6歳)を3歳女児が着ています。
肩上げしてもまだ余裕。数年着られそうですね。コスパ最高だわ…(笑)
作業時間
最初の型紙作り&布の裁断が一番大変でした。縫い始めればすぐです。作り始めてから2週間で完成しましたが、実際に作業していたのは数日です。それ以外の日は外出したり、別のものを作ったりしていました。ミシンならば1日あればできそうですね。
手縫いのいいところは、縫い目が柔らかいことと、サイズ直しがしやすいことです。授乳しながらでも縫えるのは大きな利点。
みなさんもぜひ手縫いでレッツトライ!